中国茶と中国茶よもやま話
中国から見た中国と日本の違い

中国茶ニュース

中国茶 全国茶サミット参加を

 来年1月に牧之原市で開かれる「全国茶サミット静岡大会in牧之原」(同実行委主催)をPRしようと、西原茂樹市長は27日から29日までの3日間、中国浙江省湖州市を訪れ、茶業関係者らにサミットへの参加協力を呼び掛けた。

 同サミットは茶の消費拡大と文化普及を目的に平成8年から、100ヘクタール以上の茶園を有する茶産地の市町村で毎年開かれている。県内で開催されるのは掛川、静岡、菊川市に次いで4都市目。

 昨年、湖州市に本部がある中国国際茶文化研究会代表団が、牧之原市を訪問するなど両市は交流を深めている。西原市長は29日、湖州市で開かれた同協会設立15周年式典に出席。「サミットを支援していただくことで、両国の茶文化交流の促進が図られる」とあいさつした。また、来年3月に開港する静岡空港も紹介した。

中国 茶大学で学生実習

 8日付中国新聞社電によると、福建省の天福茶職業技術学院の学生がこのほど、茶摘みの実習を始めた。

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  同学院は台湾の茶葉関連企業「天福集団」が出資して、2007年に福建省〓州市〓浦県に設立。入学には高校卒業の学歴が必要で、「世界で唯一の茶大学」と呼ばれている。(〓はさんずいに章)

  専攻は茶学、茶葉経済学、食品科学、茶文化、旅行管理など。中国の茶産業を担う人材を育成すると期待されている。

茶飲料「[原葉]100%時刻」 新発売

 中国新聞社電によると、コカ・コーラ社は5日、上海市内で新製品の茶飲料「[原葉]100%時刻」の発売祝賀イベントを行った。イベントには同社中国地区のダグラス・A・ジャクソン総裁に加え、俳優の成龍(ジャッキー・チェン)さんと息子で俳優、歌手の房祖名(ジェイシー・チャン) さんも姿を見せた。

  ジャクソン総裁によると、「原葉」は同社とネスレ社のジョイント・ベンチャーのビバレッジ・パートナー・ワールドワイド(BPW)社の製品で、中国市場向けに開発。「正真正銘の茶葉」だけを使ったのが特徴で、2月から中国各地で順次、発売した。

  コカ・コーラ社は、中国市場の炭酸飲料、果汁飲料などでシェア第1位を安定して維持しているが、今後は茶飲料部門でもトップを目指すという。

  ジャッキー、ジェイシー両名は「原葉」のCMで共演する。5日のイベントでは、仲のよい親子の様子に、居合わせた人が好感度をアップさせたという。

中国茶 洞庭山碧螺春茶

洞庭山碧螺春茶の茶葉の出荷が始まった。同茶は高級茶葉として知られており、今年は高級なもので100グラム当たり1000元(約1万4000円)以上の価格という。

  中国では都市部裕福層の増加に伴い、高級茶の値上がりが続いている。それに伴い、日本の茶道にも似た「茶芸」と呼ばれる喫茶法も盛んになったが、茶葉のあまりの高級化に、客人に勧める際に「粗茶ですが…」とも言えない状況だ。

  碧螺春茶は中国十大銘茶のひとつとされ、人気のブランドだ。産地は江蘇省呉県の洞庭山碧螺峰で栽培される茶で、緑茶に加工される。

  ただし、日本の緑茶は九州の一部を除き、茶葉を蒸して発酵を止めるのに対し、中国の緑茶は炒って加熱するため、香りや味はやや異なる。

蘇州:銘茶「碧螺春」

 龍井茶と並んで有名な緑茶「碧螺春(へきらしゅん)」。この碧螺春の故郷、蘇州市東山鎮碧螺村で、茶文化広場の建設が進んでいる。

 長さ100メートルほどの広場の両側に、高さ約2.6メートルの急須が左右に13組並ぶユニークな作り。

碧螺春は、柔毛の残る新芽を揉んで作るため、螺旋状が特徴。さわやかな香りや甘みで人気が高い。

ラ・ポルト心斎橋にせいろ蒸し中華料理店

 昨年12月に開業した複合商業施設「ラ・ポルト心斎橋」(大阪市中央区心斎橋筋1)7階に3月20日、チャイニーズダイニング「ワン」(TEL 06-6251-7101 )がオープンした。経営は、大分でラーメン「くーた」を営む温(大分市)。

 店舗面積100坪の店内に104席を設ける。メーンダイニングには「西日本最大」(同店)という幅約8メートルのアクアリウムを設け、「リゾートホテルのような空気感と心地よさ」(同店)を備える。水槽を中心にテーブル、ソファ席のほか、水槽を楽しむことのできるカップルシートを用意。連結可能な個室はビジネスにも利用できる。

 主力メニューは、「スチームシノワ」と呼ばれる「せいろ蒸し中華」。蒸し料理は全席に設けられたIHを使用して卓上で蒸し上げる。大分の有機野菜や豊後牛、鹿児島の天恵美豚など、産地にこだわった食材によるせいろ蒸しや、「女性にもおすすめ」(同店)の小龍包など、グランドメニューは約50品。デザートや中国茶、カクテルやワインなどのアルコールの提供も。

 メニューは「天恵美豚小龍包」(6個・850円)、「蟹肉入り小龍包」(2個・580円)、「ぷりぷり海老の蒸し餃子」(3個・480円)、「レタス春巻きの蒸し物」(2個・480円)、北海道産帆立貝柱の紅麹蒸し(580円)など。また「季節野菜の蟹肉あんかけ」(1,180円)、「地鶏のレモンソース」(1,150円)などの一品料理も。

 ターゲットは、ランチ=30代以降の女性、ディナー=20代後半以降の男女。同店の小池利幸支配人は「当店は大阪では珍しい料理を提供する店。ヘルシーな料理とゆったりとした水槽を楽しんでいただければ」と話す。客単価は、ランチ=1,500円~1,800円、ディナー=5,000円~6,000円を見込む。

 営業時間は、ランチ=11時~15時(月曜~金曜)、11時~17時(土曜・日曜・祝日)、ディナー=17時~24時。

『中国茶事典』工藤佳治編

 われわれが中国の広大な文化を知るには、何も難しい漢文を読むのが唯一の方法ではない。料理とか、菓子とか、酒とか、茶とか、具体的に味わい、楽しむことのできるものから始めるのも、意味のある手段である。現在、中国茶に興味を持つ人が増えているのも、中国文化への探求心を満足させるからかもしれない。

 本書は、現代中国で生産されている茶の、主要な銘柄の100種をカラーで紹介し、味わいや水色を知ることができる。また名茶1400種を、茶名別、産地別、茶種別に掲載しており、多彩な中国茶の世界が、おのずと体系的に理解できる。

 茶を飲むという習慣は、中国に始まり、製茶技術も発展の一途をたどってきた。唐宋の固形茶から、やがて葉茶が発展し、蒸製から炒製へ、不発酵茶(緑茶)から発酵茶(ウーロン茶・紅茶)へと進化し、世界の喫茶文化に影響を与え続けてきた。茶を飲用する手段や、それに付随する茶文化も、文人文化の一部として、発展変化を遂げてきた。われわれが日本の抹茶文化(茶の湯など)や、西欧の紅茶文化(アフタヌーンティーなど)を考える上にも、そのルーツとしての中国茶文化を知る必要がある。

 現代の中国に限っても、茶は「国飲」として位置づけられ、技術の改良、茶樹の改良、新製品の開発、各地での品評会や学会の開催、いずれをとっても、他の国には見られない勢いがある。日本では、ウーロン茶が「やせるお茶」としてブームとなって、それなりの定着をみせているが、実は中国茶の世界は、もっと深いもので、西欧におけるワインやチーズのような、深遠な世界が広がっているのである。

中国茶プーアルブーム、いよいよ過熱、。

 プーアル茶は、古い時代の茶葉の形状が残されたお茶である。

 お茶は、明代までは茶葉を固めたものが主流であった。日本にお茶が伝わった時も「団茶」と呼ばれたように、固められたお茶だった。

 いれ方は、宋代以前は茶葉を崩して煮出すいれ方が主流であった。宋代に入ると、崩した茶を茶臼や薬研のようなもので粉にし、茶碗に入れ、お湯を注ぎササラで攪拌して飲むことが主に行われるようになった。この時代に日本にお茶が伝えられたので、茶道でのお茶のいれ方となって残っている。 

 明の初代皇帝・洪武帝が、茶を固めるために労働力が過重になるので、この製法を禁止する令を出したことから、茶葉は「散茶」と呼ばれる現在のリーフの状態で作られることが主流になっていく。しかし、雲南省、湖南省、湖北省などでは、固められたお茶(「緊圧茶」などといわれる)が現在まで残ってきた。

 この「過熱」の源は、二つあると考えられる。「健康志向」と「投機志向」である。どちらも、「豊かさ」とは切り離せない。この過熱も、中国の成長エネルギーを象徴するものの一つといえる。

中国茶のソムリエ「評茶員」 プロも注目

 中国茶を鑑定する資格「評茶員」の養成講座と検定試験が2月、東京で行われる。講座では、茶葉の品質管理など、奥深い中国茶の世界を学べる。中国政府による国家公認の資格でもあり、プロの肩書として注目を集めている。(アサヒ・コム編集部)

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評茶員講座には中国から専門家を講師に招く予定=「中国茶専家 遊茶」提供

 「評茶員」は、初級から高級技師まで5段階あり、日本では、初級と中級を取得できる。茶畑の土壌や、化学成分、茶葉の特徴、鑑定の仕方まで、幅広い分野の知識と技術が求められる。

 日本での講座は2004年に初めて開かれ、今まで約70人が中級の資格を取った。主に中国茶店の店員らが、日々の仕事に生かすため受講している。

 過去の受講実績などで金額が変わるが、初めて中級の試験に臨む人なら約20万円かかる。決して安い金額ではないが、大手飲料メーカーの社員が商品開発に役立てようと参加するなど、仕事に直結する資格として認められつつあるという。

 古来、中国では、国の研究機関などに従事する専門家はいたが、一般の商店で働く人向けの資格はなかったという。中国茶が国内外からの人気を集めるようになったことなどから、約10年前、専門の国家資格である「評茶員」が生まれた。

 日本ではNPO法人の「NPO CHINA 日本中国茶協会」が窓口となり、養成講座と検定試験を主催している。

 今回の講座は、2月6日~11日にかけて、午前10時から午後6時の間、集中して開かれる。

 試験会場となる「中国茶専家 遊茶」(東京都渋谷区)の藤井真紀子代表は、「中国茶のソムリエともいえる資格。茶葉から飲むお茶の魅力を伝える力を培ってほしい」と話している。問い合わせは同店(03・5464・8088)まで。

中国産から残留農薬検出

 神戸市の会社が輸入しようとした中国産緑茶から残留農薬基準を超える農薬「トリアゾホス」が検出されたため、厚生労働省は昨年12月27日、中国産緑茶を輸入するすべての業者に、この農薬の残留検査を義務付ける検査命令を出した。中国産緑茶で検査命令が出たのは初めて。

 トリアゾホスは殺虫剤。残留農薬基準を強化するため、06年5月に導入したポジティブリスト制度で0・05ppmの基準値が定められた。昨年12月の検査で、神戸市の会社が輸入した荷物から0・16ppmが検出された。

 この農薬は07年3月、静岡県内の輸入業者の中国産緑茶からも基準値を超えて検出された。このため、厚労省は検査回数を増やす措置を取り、今回で2回目となったため、業者による検査が義務化された。

 07年1月1日-12月25日、中国産緑茶の荷物は1409件、9007トンあり、検査件数は158件だった。

 07年3月に差し止められた県内の輸入業者は「輸入先の中国の貿易会社への安全確認作業を進め、安全な荷物の確保に努めた。その後、うちの荷物からは違反は出ていない」としている。

北京で静岡茶販売 本目浅吉商店(静岡)

 製茶問屋の本目浅吉商店(静岡市葵区、本目滋社長)は昨年末から、お茶発祥の国とされる中国・北京で静岡茶の販売を始めた。日本国内でリーフ(茶葉)の消費が低迷している中、経済成長が著しい中国の富裕層をターゲットに販路拡大を目指す。

 同社製造の静岡茶が農水省の本年度農林水産物等海外販路創出事業の「おいしいニッポン北京プロジェクト」に採用され、昨年12月22日から、北京で最も富裕層が集まる高級デパート「新光天地」の常設売り場で玉露や高級せん茶、玄米茶、粉末茶など7種類の静岡茶の販売を始めた。

 買い物客に試飲を勧めたところ、特に高級せん茶と玄米茶が関心を集めたという。

 これまでも北京の茶専門店で同社の静岡茶を販売していた本目社長は、中国市場の可能性について「多種多様なお茶を飲む文化を持つ中国人は静岡茶をたしなむ抵抗感が全くない。おいしささえ認められれば、必ず売れる」とみる。中国では、旧正月前のこれからが贈答品需要の最も高まる時期に当たるため、同社は社員を現地に派遣し、一層の売り込みを図る。

 ただ、おいしく飲むためには湯冷ましが必要な静岡茶の入れ方に対し、「熱湯で入れられる中国茶よりも複雑」との指摘も少なくないという。本目社長は「中国で日本茶文化とおいしい入れ方を広める一方、中国流の入れ方と飲み方に適した静岡茶の開発も必要」と課題を挙げた。

中国茶 味も香りも多彩な中国茶

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 多彩な味や香りを楽しんだり、健康面で注目を集める「中国茶」の歴史や製造方法を紹介した「中国茶展」が、静岡県島田市金谷の市お茶の郷博物館で開かれている。3月24日まで。

 日本中国茶協会の協力で、青茶、黒茶、緑茶など、加工法で6種類に分類された茶葉を展示。茶壺(つぼ)などの茶器類計約40点も出展した。合わせて中国茶の製造工程や歴史、入れ方なども、パネルで紹介している。

 ウーロン茶など、日本の家庭にも浸透している中国茶だが、訪れた人からは「こんなに種類があるとは知らなかった」などの声も聞かれた。茶葉を鼻に近づけ、日本茶との違いを確かめようとする人もいた。開催期間中に、展示物の一部入れ替えをする。

 入場料は100円だが、常設展(大人600円、小中学生は300円)入場者は無料。

黒茶使用の中国茶飲料

 アサヒ飲料は、緑茶を熟成発酵させた黒茶(プーアル茶)を使用した中国茶飲料「アサヒ 黒茶(くろちゃ) PET490ml」を2008年1月8日から発売する。

 中国茶は、茶葉の発酵度合いの違いなどによって、緑茶「ルーチャ」(不発酵)、白茶「パイチャ」(弱発酵)、黄茶「ファンチャ」(弱後発酵)、青茶「チンチャ」(半発酵)、紅茶「ホンチャ」(完全発酵)、黒茶「ヘイチャ」(後発酵)という6つに分類されており、それぞれに独特の風味と味わいをもっているという。黒茶(後発酵)は、緑茶(不発酵)に仕上げた茶葉を乾燥する前に熟成発酵させた後発酵茶で、プーアル茶が有名だ。

 「アサヒ 黒茶(くろちゃ) PET490ml」は、時間をかけて緑茶を熟成発酵させた黒茶を使用した、独特のコク深い味わいが楽しめる中国茶飲料。中味は、黒茶のコク深い味わいにジャスミン茶をブレンドすることで、スッキリとした後味に仕上げたとのこと。また、無香料、無着色も特長だという。

 ネーミングは、緑茶を熟成発酵させた黒茶を使用したコク深い味わいのお茶であることを「黒茶(くろちゃ)」とストレートに表現。パッケージは、黒茶をわかりやすく表現するために黒色を基調とし、品質感のある中国風陶器をイメージしたデザインを施している。

[小売価格]140円(税別)
[発売日]2008年1月8日(火)

アサヒ飲料=http://www.asahiinryo.co.jp/

中国茶 投資の対象となったプーアール茶

プーアール茶は1700年もの歴史があるお茶です。

流通が不便だった頃、茶を固めて馬に乗せて運んでいるうちに道中で風雨にさらされたり、南国のギラギラした太陽に晒され乾いたり、を繰り返し変質し到着した頃には赤く酸化して自然に後発酵してできたのが始まりと言われています。

かつては国境付近の厳しい環境にくらす中国少数民族が健康にくらすために飲むお茶であったが、現代に入りその茶の保健効用(消化作用、降血脂作用、ダイエット作用など)が知れわたり都市部でブームになりました。

最初は、食生活が豊かになり成人病など新たな問題が発生し健康志向にマッチしたこの茶だったが、ワインと同様、良いものは古くなればなるほど味がまろやかになり価値が出るとの理由から投資対象へと変化しました。

中国でお点前披露 売茶流の高取家元ら

 売茶流の高取友仙窟(ゆうせんくつ)家元=名古屋市=と、日本中国茶文化振興協会の山口典子代表=同=らが中国を訪れ、二十二日に北京市王府井の天福茶芸館で江蘇省南部の宜興窯(ぎこうよう)の陶芸家、周桂珍さんらと交流。「常滑焼(急須)」で人間国宝に認定された三代山田常山さん(一九二四-二〇〇五年)の作品を贈るなどした。

 今回の訪中は、今年十-十一月に瀬戸市の県陶磁資料館で開催された秋季特別企画展「煎茶(せんちゃ)陶芸の美と伝統-人間国宝三代山田常山への道」(中日新聞社など主催)がきっかけ。同展に合わせ、日本の人間国宝にあたる「工芸美術大師」である周さんと、長男で中国芸術研究院研究員の高振宇さんらが来日し、同資料館で制作実演などをした。

 高取家元らは三代常山さんはじめ、初代、二代、四代常山さんと四代の長男である山田想さんの朱泥急須計五点を持参。周さんと高さんらが手がけた三点と交換した。

 また高取家元は売茶流の煎茶を披露するなどし「(日本の急須の源流とされる)宜興窯の作家と、日本の煎茶家との直接の交流はほぼ百年ぶりではないか」などと話した。

中国茶文化に興味津々

 京都府福知山市夜久野町高内の夜久野中で17日、1年生40人が、中国からの留学生から中国茶について、英語で学ぶ授業が行われた。

 英語を通じて、他国の食文化を学んでもらおうと、同中が初めて企画。京都創成大(同市西小谷ヶ丘)に依頼し実現した。

 同大経営情報学部の留学生の朱☆☆さんと、牛憶鴎さんの2人が訪れた。スライドを用いて中国茶の歴史や種類、飲み方などを、英語で説明した。生徒は日本の抹茶と、留学生が持参したジャスミンの香りをつけた「花茶」の飲み比べをし、留学生との会話を楽しみながら、他文化への関心を高めていた。

 野々山正登君(13)は「抹茶と違って、中国茶は香りがすごくよくて、おいしかった」と感想を話していた。

 【注】☆は“くさかんむり”の下に「倍」の文字です。

中国の茶葉総生産量、110万トン超え世界1位に

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 12月11日、第3回中国茶産業経済フォーラムは「2007年、中国における茶葉の総生産量は110万トンを超えると見込まれている」と発表した。
  
  これは生産量では世界第1位で、輸出も30万トンを突破、輸出額は6億元を超えることが有力視されている。写真は北京茶葉博覧会に出品された巨大なプアールカボチャ茶。

アサヒ、「黒茶(くろちゃ) PET490ml」新発売

 中国茶は、茶葉の発酵度合いの違いなどによって、緑茶(不発酵)、白茶(弱発酵)、黄茶(弱後発酵)、青茶(半発酵)、紅茶(完全発酵)、黒茶(後発酵)という6つに分類されており、それぞれに独特の風味と味わいを持つ。
 黒茶(後発酵)は、緑茶(不発酵)に仕上げた茶葉を乾燥する前に熟成発酵させた後発酵茶で、プーアル茶が有名である。

 アサヒによると、同製品は、時間をかけて緑茶を熟成発酵させた黒茶を使用した、コク深い中国茶飲料。中味は、無香料、無着色で黒茶にジャスミン茶をブレンドすることで、スッキリとした後味に仕上がっているという。

 パッケージは、黒茶をわかりやすく表現するために黒色を基調とし、品質感のある中国風陶器をイメージしたデザインが施されている。

 アサヒは、同製品を発売することで、20代~30代の男女を中心とした幅広い層の消費者の人気を獲得できると期待しているという。

鉄観音茶の古里 中国・泉州

 福建省泉州市の家庭や職場を訪ねると、「お茶をどうぞ」と勧められる。特産の鉄観音茶(ウーロン茶の一種)で、独特の甘い香りと黄金色の液体が特徴。英語のteaは、方言の●(門がまえに虫)南(ミンナン)語の発音「テ」から来ている、という。

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 鉄観音の古里、安渓地区は「茶都」を名乗る。訪ねた10月下旬は秋茶が出始めたところで、交易会場はお茶農家でごった返していた。「今年の出来は上々。1斤(500グラム)200~500元(約3000~7500円)の品が中心」と役場の楊振陽さん。地区の約80万人がお茶関連産業に従事する。

 泉州の市街地には中国茶の喫茶店が多い。古い屋敷を借りた荘剣峰さん(37)の店は外国人にも人気。「毎日午後は近所のお年寄りに開放し、茶菓を無料で出しています」

味わいながら中国茶学ぶ

 函館短大付設調理師専門学校(下野茂校長)で十五日、同校薬膳(やくぜん)ゼミナールの学生を対象にした中国茶の講義が開かれ、参加した学生ら十四人が中国茶のルーツや歴史などを学んだ。

 薬膳ゼミは、二カ月に一度のペースで勉強会を開くなど、薬膳料理について学んでいる。

 この日は、函館出身で、中国茶に関する多数の著書を手がける中国茶評論家の工藤佳治さん(東京)を講師に迎え、工藤さんが「中国茶を一時間でわかる」をテーマに講義。工藤さんは「お茶は最初、薬としてスタートした。薬から発展して一般的に飲み物として飲まれるようになった」などと茶の歴史から、中国茶の種類などを解説した。

 講義の後は、工藤さんがいれた「鳳凰単◆(たんそう)」など数種類の中国茶を参加者全員で味わい、中国の緑茶を飲んだ調理師科一年の荻野好美さん(19)は「日本の緑茶の方が味が濃い感じがします」と話していた。

世界お茶まつり 中国・信陽市が次回開催招致要請

 中国十大銘茶の1つ「信陽毛尖(しんようもうせん)」の産地、河南省信陽市の郭瑞民市長(45)が2日、「世界お茶まつり2007」を開催中の静岡市駿河区のグランシップで本紙の取材に応じ、次回のまつりを招致要請したことを明らかにした。

 信陽市は中国中心部に位置し、茶業が主産業。このまつりの主要行事として9月に初めて開かれた世界緑茶コンテストで、同市の緑茶が最高金賞を受けた中国緑茶11点のうち6点を占めた。

 郭市長によると、年間約2万トンの茶を販売。お茶まつりが毎年あり、3万人前後でにぎわう。日本や欧州からも訪れるという。招致は、市長が1日、「ぜひ信陽で開きたい」と世界お茶まつりの共催団体の世界緑茶協会(会長・石川嘉延静岡県知事)に要請。協会は「実績が評価されたと理解しているが、検討が必要」としている。

 世界お茶まつりは、県が主導する形で世界的な緑茶の需要拡大に向けて2001年に静岡市で初めて開催。3度目の今回を含め、いずれも静岡県で開かれている。

中国茶、生産量第1位の省は?

  香ばしく爽やかな中国緑茶、茉莉花の香りが漂うジャスミン茶、芳醇な味わいの烏龍茶など、中国のお茶は多彩で、中国旅行のお土産として買い求める人が多い。品種も価格もピンからキリまで、高級なものではグラム単価で金の重さより高額なものさえある。

  そんな中国茶の生産量が年々増加している。2005年の中国の茶の総生産量は93.5万トン、過去10年間で2倍近くまで増産されている。その背景には国際的な需要が高まっていることが挙げられる。

  「碧螺春」や「鉄観音」など、中国のお茶は名前だけ聞いても、どこで栽培されているのか意外と分かりにくい。そんなお茶の生産量中国一の省を探ってみた。

  【中国で最も茶の生産量が多い省は福建省】 

  国家統計局によれば、福建省の2005年の茶の生産量は18.5万トンで、中国一の生産量を誇る。武夷山は有名で、かつては皇帝しか飲むことが出来なかった「大紅袍」など、古来より茶の名産地。

  そして高級緑茶「龍井」で有名な浙江省が14.4万トン、プーアル茶に代表される雲南省の11.6万トンと続く。湖北省や安徽省、四川省も銘茶の郷だ。

  現在お茶は健康飲料として、世界中で飲まれている。年間の消費量はおよそ300万トンといわれ、中国はその3分の1を生産している。輸出量も28.7万トンでインドについで世界第2位、最大の貿易相手国は日本だが、モロッコやモーリタニア、ガーナなどアフリカ諸国への輸出が目立つ。

  「茶は南方の嘉木なり」、陸羽が書いた中国最古の茶の文献の冒頭である。中国南方を原産とする珍しい植物が、現在では遠くアフリカの人々にも愛されている。

横浜中華街全域で「中国茶フェア」-飲食店など78店参加

 横浜中華街全域で8月21日より、中国茶を使った特別メニューの提供や講習会などを行う「中国茶フェア」が開催されている。
 
 同イベントは、中国文化を代表する中国茶によって同エリアの「新しい魅力」を広めようと、昨年に引き続き行われるもので、横浜中華街にある飲食店など78店舗とインフォメーションセンター「China Town 80」が参加する。
 
 期間中、古くから烏龍茶の貿易港として栄える福建省南部の厦門(アモイ)無料招待などが、参加店の利用で当たる抽選会を行うほか、中国食品・中国茶販売「栄興Chang Hoo」は茶器の割り引き、上海料理「三和楼」は特別メニュー「龍井蝦仁(小えびの龍井茶の香り炒め)」(2,100円)を提供するなど、店舗ごとに特別サービスを用意する。「China Town 80」では1日4回、「茶塾イベント」として中国茶ミニ講座や5~8種類の銘柄を当てる「聞茶(ききちゃ)」、ミニ茶芸教室などを開催する。27日まで。

世界の茶文化を紹介 キリンビール北陸工場

 白山市竹松町のキリンビール北陸工場で、世界のお茶の文化を紹介した特別企画展「茶の話」が開かれている。九月五日まで。

 同社グループ企業キリンビバレッジの「午後の紅茶」が昨年、発売二十周年を迎えたことを記念した巡回展。

 植物としてのお茶の研究や、茶の歴史、英国の紅茶文化、中国で飲み継がれている多彩な中国茶、日本独自の発展を遂げた緑茶の種類などを、パネルや、香り高い実際の茶葉の展示などで紹介している。「午後の紅茶」の商品アドバイザーでもある紅茶研究家の磯淵猛さんが監修した。

インターコン香港、日本人向け「点心と中国茶セミナー」

 インターコンチネンタル香港は7月14日、広東料理レストラン「ヤントーヒン」で「日本人のための点心と中国茶セミナー」を開催する。このセミナーは、中国茶についてのレクチャーを高級中国茶ブランドの「福茗堂」が、焼売、蝦餃子、春巻などの点心の作り方の指導をヤントーヒンのシェフが担当するもの。点心3点を含むヤントーヒン特製ランチやおみやげを付けている。

 同ホテルは、同種のセミナーを「In The Know」というカルチャープログラムの一つとして英語で展開してきたが、日本語での開催は今回が初めて。この背景には日本人からの要求が強くあり、有名シェフであるアラン・デュカスがプロデュースしたフレンチレストラン「スプーン」でも、6月と9月に日本語でクッキングスクールを実施する予定。参加費を約1万1300円と割安に設定していることもあり、旅行会社からツアーに組み込みたいという引き合いもあるという。今回の募集人数は20名で、参加申し込みはヤントーヒンが、日本語での問い合わせには同ホテルの日本人スタッフが対応する。

▽「日本人のための点心と中国茶セミナー」連絡先
ヤントーヒン
TEL:+852-2313-2243
日本人スタッフ
TEL:+852-2721-1211

日台交流の絆“トウサン(多桑)”たちの心情を語る

日本と台湾の交流を今後どう深めていくか、をテーマに17日、ノンフィクション作家・平野久美子さんの講演会が、スクワール麹町(東京)で開催された。題して『トオサン(多桑)からバトンタッチなるか?日台交流の今後』というものであった。主催は、日本台湾医師連合会である。

 王紹英会長は講演会の意義をこう語る。「台湾の親日の源になっているのは、台湾のいわゆる日本語世代です。彼らは、蒋介石政権下の抑圧を耐えて台湾の社会を支え、今日の民主政治と繁栄を築き上げました」。

 しかし、時の流れで、現在の主役は国民党の教育政策で育った中国語世代に移り変わった。台湾の舵をとっているのはもはやトウサン(多桑)たちでなく、台湾式マンダリンを操る世代となった。「歴史の悲劇の産物である世代間の言語の断層を乗り越えてトオサンたちの親日感情は、次世代にどう受け継がれるべきか、その答えを平野久美子さんのお話に見出そうとするものです」。

 講師の平野久美子さんは、学習院大学卒業後、編集者を経て、アジアを中心としたノンフィクションを執筆。00年第6回小学館ノンフィクション大賞を受賞。04年からは台湾の大学に通いながら取材し、台湾のアイデンティティーを探った。そのなかで、日本の統治時代に、台湾人でありながら日本人とされ、帝国主義教育をうけ、敗戦と同時に中国人にみなされ、日本に見放された人々。それでもなお、愛憎をまじえた親日である人々を取材して、アンケート調査をした。その成果が、著書「トオサンの桜―散りゆく台湾の中の日本」(小学館)である。ほかにも『テレサ・テンが見た夢華人歌星伝説』(晶文社)、『中国茶と茶館のたび』(新潮社)』などがある。

 講演では、王海清さんのように日本人としての桜好みに影響されて、自費で、台湾・霧社に桜並木を作った人や、日本の教育を受けたために、戦後の台湾社会になじめないものを持ち、頑固で信念を持つ人々の心の葛藤を語った。平野さんは、この人々と出会ったことで、軍隊経験をした自分の父親を思った。時間厳守や整理整頓にこだわり、厳しい躾を押し付けてきて、娘の自分と歯車のかみ合わない父の姿をそこに見るような気がしたという。

 その一方でまた、現在の台湾は、団塊の世代の日本人の受け入れ体制を強化し、台湾農業の国際的競争力強化の知恵を学べるのではないか、と期待していることなどの現状なども語った。そして、トウサンたちの日本への心情を、現世代につなぎとめるためには、もっと日本と台湾は人的交流をすべきであると語った。彼女は、先ごろ台湾人学生のホームステイを引き受けている。

香港料理 Mandarin Duck Cafe

 明るい店内の壁面に、かわいらしい中国茶の茶器がずらりと並ぶ。香港の家庭料理や本格点心とともに中国茶や豊富なデザートが味わえ、食事にも喫茶にも利用できる。

 お薦めは、ディナーの香港飲茶コース。オーナーの谷次秀之さん(36)、香港出身の妻メイさん(33)の「いろいろな料理を楽しんでほしい」との思いから、二人以上から受け付ける。

 Bコース(二人前三千九百円)は、選べるおかずや、具だくさんのおかゆなど六品がそろう。こだわりは手作りの大根もち。千切りにした大根とチャーシュー、シイタケなど具材をまぜ、米粉でつないだ。表面は焼いて香ばしく、中身は軟らかい。点心中心のAコースは八品で四千九百円。両コースとも、デザートと中国茶がセットだ。

 二〇〇五年一月にオープン。結婚でメイさんが日本に移住し、「香港料理を広めたい」と夫婦で始めた。香港料理は食材の豊富さを生かした薄味と、欧米文化を取り入れた味付けが特徴。店では家庭料理を中心に、メニューの幅を広げている。

 おかゆや点心など八百五十~千五十円のランチも人気。季節に応じて約三十種類が選べる中国茶は五百五十円からで、一~三人で飲める。

ティー・セラピーの"癒し"

 “ティー・セラピー”。
 茶から得られる「癒し」に注目した、そんな試みをご存知だろうか。お茶と一言に言っても、その種類は実に多様だ。今回は大きく「和」と「洋」の2種類に分け、その内容をご紹介したい。

 抹茶による癒しを求めて訪れたのは学生街・国立にあるティー・セラピー・スタジオ。所長を務める黒川五郎氏(81年慶應義塾大学文学部卒)は、茶道によるティー・セラピーの第一人者だ。HPに記載された茶室の住所には、一見何の変哲もない住宅マンションがある。しかし、案内された一室のドアを開けば、そこに広がるのは飛石が導く見事な和空間。黒川氏が目の前で立ててくれる抹茶はほのかに甘く、お香の香りや、緩やかに流れる音楽からも心地良さを感じる。また、立礼という作法に則るため、正座で足を痛める心配も無い。

 一連の作法を知らない者にとっては敷居が高いイメージのある「茶道」であるが、その点について黒川氏は、「茶道というのは、必ずしも点前を覚えなきゃ出来ないというものでもないんですよ。原点を考えてみれば、(千)利休さんの時代にはガスレンジなどが無かったから、当時の茶釜等の茶道具で代用しただけ。だから、かつての茶道は、私たちにとってのスタバと似たようなものでもあったわけです」と話す。スタジオでは、今回のセラピーのほか、黒川氏が臨床教育学の研究を元に開発した、ウインド・クロッシング(交差的連想法)によるカウンセリングを受けることも可能だ。その理論については、黒川氏の著書『ティーセラピーへの招待』に詳しい。

 一方、紅茶によるセラピー効果を提案しているのはオフィス街・銀座に店舗を構えるカフェ・NATULURE(ナチュルア)。明るい店内に入れば、茶葉の入った色とりどりの瓶や、淡いピンク色をした大きな大理石テーブルが目に入る。このテーブルからは、女性の体に優しい、独特のパワーが得られるほか、カップに注がれた茶を保温する効果もあるという。ナチュルアでは健康や味の好みに関する約50の質問に回答した後、その診断結果に基づいた、自分だけのオリジナル茶葉をブレンドしてもらうことが出来る。その種類は紅茶・中国茶・日本茶など、全てを合わせると200種類に及ぶというから驚きだ。
取材に応じてくれたティーコンシェルジュの横山珮如(ペル)さんは、「茶葉にはそれぞれの薬効がありますが、リラックスのために何より大切なのは“お客様の好みに合う”ということ。男女問わず、新しい飲み方をしたい方、冒険をしたい方に是非来て頂きたいですね」と話してくれた。ちなみに、「麻疹を心配する方には、免疫力を高めるエキナセアブレンドがおすすめ」だそう。

 温かな茶を飲んでホッと一息。日頃のストレスもゆっくりと吐き出せるのではないだろうか。

那覇の世界遺産「識名園」で「もてなし」テーマにコラボ展

 2000年にユネスコの世界遺産に指定された「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つである「識名園」(那覇市字真地、TEL 098-855-5936)で6月22日より、花、現代陶器、テーブルコーディネートのコラボレーション展「識名園DEおもてなし」が開催される。

 同展は、県内の人に識名園をもっと知ってもらいたいという思いから「モネフラワースクール」(牧志3、TEL 098-866-9622)の玉井多喜子さんが発案。「ART・CRAFTよかりよ」(前島1、TEL 098-867-6576)、テーブルコーディネート(大木綾子さん)、中国茶道睦羽会(赤嶺文弥乃さん)が賛同し開催に至ったという。

 琉球王朝最大の別邸で回遊式庭園の識名園(=約12,726坪)は、中国からの使者・冊封使(さっぽうし)の接待などにも利用された歴史的な背景があり、「もてなし」をテーマに現代陶器を用いたフラワーアレンジメントやテーブルコーディネートによるコラボレーション作品を展示する。会場は識名園内にある赤瓦屋根木造建築の「御殿(うどぅん)」(=約159坪)の一番座、二番座、三番座と呼ばれる畳の間をはじめ、渡り廊下や部屋から眺められる庭園内にも作品を展示するほか、中国茶なども提供(有料)する。

 同展で現代陶器約100点を提供する「よかりよ」オーナーの八谷明彦さんは「冊封使は約半年間もの期間、琉球に滞在したという。その間にどのように接待していたのか詳しい資料がないので再現はできないが、現代の感覚を生かした『もてなし』の気持ちを表現する」とした上で、「作品を通じて当時の華やいだ雰囲気を少しでもイメージしてもらえたら」(八谷さん)とも。

ワン監督がひと目ボレ!戸田恵梨香、映画「闘茶」でアジア進出

 女優の戸田恵梨香(18)が、来年公開の日台合作映画「闘茶 Tea Fight」(ワン・イェミン監督)で本格アジア進出を果たすことが10日、分かった。台湾人の同監督が「日本にこんな才能を持った女優がいたとは!」とほれ込み、戸田ありきで製作した作品。初の合作映画に挑む戸田は「言葉の問題など不安はありますが、台湾でのロケが楽しみです」と気合を入れている。

 フジテレビ系ドラマ「ライアーゲーム」(土曜11・10)の女子大生役で人気爆発の戸田が、“アジアデビュー”を果たす。しかも台湾人監督のお墨付きでの抜てきだ。

 きっかけは2年前。米中合作映画「グリーン・デスティニー」(2000年)の助監督だったワン監督がアジアを舞台に中国茶をテーマにした物語を作ろうと考えていることを日本の製作会社が知り、当時、フジ系ドラマ「エンジン」の孤児役や「ビクター・甲子園ポスター」などで人気上昇中だった戸田を監督に紹介した。

 来日して戸田に会った監督が、「今から私にあなたの最も悲しい物語を語ってください。物語を語っている間、あなた自身を、その雰囲気の中に入り込ませてください」と注文したところ、戸田は、「グリーン-」でミシェル・ヨー(44)やチャン・ツィイー(28)の演技を見てきた監督の目すら驚かせる演技を熱演。

 ワン監督は「1分後、戸田さんの表現してくれたものは私の予想をはるかに超えたものでした。このような表現ができること自体、なかなかないですが、当時16、17歳だった彼女は、それをまったく見知らぬ外国人の前でやってのけたのです」と絶賛し、その後2年間、戸田が出演する日本の映画やドラマを逐一チェックしながら、主人公の姿を戸田にダブらせて台本を練り上げていったという。

 撮影は秋とまだまだ先だが、戸田は「合作映画はもちろん、外国の方とお仕事をするのも初めての経験なので、言葉の問題など不安はありますが、今から楽しみです」と気合十分。

 映画はアジア圏を中心に公開予定で、戸田がヒロインを演じた昨年公開の映画「デスノート」が台湾でも大人気なだけに、製作サイドは今作の成功に大きな期待を寄せている。

プーアル茶、中国で投機熱の価格乱高下

脂肪分解作用があるとされることから日本でも人気のプーアル茶が、産地の中国で投機の対象となり激しい値動きをしている。

 今年4~5月に「バブル崩壊」と呼ばれるほど暴落したが、今月3日には名産地の雲南省プーアル市を大地震が襲い、思惑から再び値上がりする兆しもある。

 一般的な品質のプーアル茶葉は通常、100グラム当たり数十元(1元は約16円)だが、古いほど風味が良いとされ、名品には高値が付きやすい。

 経済の急成長に伴う「カネ余り」で、中国内の資金は不動産や株など投資対象を探して駆けめぐる状態が続いている。

 この一部が、プーアル茶市場にも流入して、昨年から価格が急騰した。

 今年1月に広東省で開かれたオークションでは、1940年代のプーアル茶が100グラム当たり30万元(約480万円)で落札された。

 その後、資金の流れが株式市場に集中したことなどから、今年4月から値下がりを始め、最も価格高騰が激しかった人気ブランドは5月末までに半値以下になったという。

 プーアル市の地震では数十万人が被災したものの、茶葉の収穫期ではないため、出荷量への影響は小さいとみられている。

 しかし、中国紙によると地震を受けてプーアル茶を再び値上げする店も出始めているという。

信州豊南短大で中国茶講座 リラックス効能学ぶ

 信州豊南短大(上伊那郡辰野町)の田中愛准教授のゼミが6日、中国茶講座を開いた。学生6人が受講。心身をリラックスさせるといった効能を学び、香りや味を堪能した。

 ゼミは、11月の大学園祭で中国茶の研究発表を計画。この日は、諏訪市などで教室を開いている林圭子さん(38)に指導を依頼した。林さんは、ジャスミン茶や八宝茶など6種類ごとに、いれ方や茶器の使い方を説明。ゼミ生も、慣れぬ手つきで茶をいれた。

 最後は、熟成するほどおいしくなるというプーアル茶の35年ものを試飲。杉原智子さん(19)は「すっきりしてるけど、こくがある。本気で中国茶を勉強したくなりました。」

中国雲南省地震による経済損失は25億元に上る

 6月3日午前5時34分(日本時間同6時34分)雲南省の普洱市で、マグニチュード(M)6・4の強い地震が発生した。現地の地震災害対策本部の発表によると、6月4日までに、地震による経済損失は25億元(約155億円)に上り、被災者が53万人を超えた、と伝えた。

 普洱市では、いままでに余震が1000回以上続いており、3人が死亡、313人が負傷した。36万軒の家屋が倒壊し、約18万人が緊急避難した。
 地震発生後、民政、財政両省が震災地に2700万元を超えた自然災害生活補助費を交付したほか、避難用テント1万5000張も送った。

 普洱市は中国茶の一種、有名なプーアール茶の産地であるが、普洱茶生産工場の多くは地震による建物倒壊、生産ライン停止などの被害を受けた。被害の大きい工場では、操業再開は少なくとも一ヶ月以上がかかるという。

<Hot!グラフ/ライフ>ドバッと入れ茶イナ

奈良市の出張茶館「き茶(きちゃ)」店主の藤永絵美子さんは依頼者の自宅などに出向き、本格的な中国茶を振る舞うサービスをしている。

 日本のお茶と違い、お湯を豪快に注ぐ独特の入れ方が特徴の中国茶。自ら披露した後、実際に体験してもらう。この日の婦人会では「気軽に楽しめた」と評判も上々だった。

 中国まで行き、信頼のある問屋や農家から直接仕入れるほど葉の品質にはこだわる。「これからはウーロン茶のおいしい季節」と話す。

 料金は点心とセットで1人1500円から。

最高級中国茶と香港スタイルスイーツのセットを販売

 世界初の6ツ星に輝く「マンダリン オリエンタル 東京」(東京都中央区日本橋室町、運営:マンダリン・オリエンタル東京株式会社、総支配人:クリスチャン・ハッシング)では、37階、広東料理「センス」隣に位置する「センス ティーコーナー」にて、11:30~22:00の毎日、厳選した最高級の中国茶と香港スタイルのスイーツをご提供するティーセット「香港ハイティー」(5,500円税込サ別)の販売を5月14日より開始いたします。

 センスティーコーナーでは、中国福建省、浙江省や雲南省、また台湾など産地の異なるバラエティーにとんだプレミアムティーを常時約20種類取り揃えております。「香港ハイティー」は、その中からさらに厳選したお薦めのプレミアムティーをお客さまに茶葉の状態でお選びいただき、センスティーコーナーの最高級デザート、「紅燕の巣とたっぷりのコラーゲン入りマンゴーピューレ」をメインに、目にも美味しい香港スイーツを取り揃えてご用意いたします。
 37階と38階の吹き抜けに位置するセンスティーコーナーでは、床から天井までの大きな窓から両国・浅草方面から東京湾までをも一望することができます。大都会のパノラマを眼下に、中国茶の深い味わいと広東地方の最高級スイーツを、ごゆっくりご堪能ください。

 ご予約のお問い合わせはフリーダイヤル0120-806-823、受付時間は毎日9:00から21:00まで、センスティーコーナーの営業時間は11:30から22:00(ラストオーダー)です。


【香港ハイティー詳細】

●プレミアムティー
 常時20種類を揃えるバラエティー豊かなプレミアムティー(花茶、青茶、緑茶、黒茶、紅茶、白茶、フレーバーティー)より、特に選びぬかれた茶葉をお席にお持ちします。お客さまに茶葉をお選びいただき、そのお茶専用の茶器に伝統的な手法で煎れて、お召し上がりいただきます。

●デザート 
<西太后が好んだ紅燕の巣とたっぷりのコラーゲン入りフレッシュマンゴーピューレ>
 2種類の最高品質のマンゴーを贅沢に使用し、甘みと酸味で絶妙なバランスに仕上げています。香港の高級食材の中でもさらに希少とされる紅燕の巣をたっぷりと添えたマンゴーピューレは香港でも人気が高く、美肌効果も抜群です。

<香港スイーツ>
 一口サイズの月餅や、ココナッツ団子などバラエティー豊かで美しい香港の伝統菓子を、オリエンタルテイストな飾り棚に乗せてお持ちします。

*スイーツの内容は季節によって異なります。
 

「 マンダリン オリエンタル 東京 」とは
 マンダリン・オリエンタル日本初のホテルとして、2005年12月2日、東京日本橋に開業。森と水-自然をモチーフにしたインテリアデザインは和のセンスを取り入れ、スタイリッシュな中にも安らぎに満ちたラグジュリアスな空間を作り出しています。38階建の日本橋三井タワー高層階に位置するゲストルームは全179室。50m2以上のゆとりあるスペースに最先端のIT設備を取り入れ、全客室から東京を眼下に見渡す眺望をお楽しみいただけます。館内には、充実した施設を誇る直営スパ、8つの料飲施設とグルメショップ、グランドボールルーム(1)、バンケットルーム(4)、ミーティングルーム(6)、チャペルなどを完備しています。

 2006年、アメリカン・アカデミー・オブ・ホスピタリティー・サイエンスより世界初の「6ツ星」を取得。

恵比寿三越に高級ホテル「ザ・ペニンシュラ」専門ブティック

 恵比寿三越(渋谷区恵比寿4)地下2階に4月26日、香港の高級ホテル「ザ・ペニンシュラホテル」の商品を扱う「ザ・ペニンシュラ・ブティック」の新店舗がオープンした。

 同ブティックはチョコレートや紅茶などペニンシュラホテルで扱う食材を取りそろえる専門店。国内では2004年11月日本橋三越(新館)内に1号店を開設、現在店舗数を6店舗(新店舗を含む)まで拡大している。

 新店「ザ・ペニンシュラ・ブティック 恵比寿三越店」(TEL 03-5449-1930)では、国内で初めてイートイン区画を導入。今秋日比谷に初上陸する「ザ・ペニンシュラ東京」の話題性とシナジー効果も見込めるとして、ペニンシュラブランドをアピールする。

 店舗面積は60.6平方メートル。ホテルのイメージそのままに高級感を打ち出した店舗は、ベージュとオフホワイトをベースに落ち着いた印象のゆったりとした空間に仕上げた。カウンターのイートイン席は全6席。

 人気のチョコレートはスイス製で、トリュフやプラリネなど10種類以上の粒チョコや板チョコを展開。中国茶は約20種類を取りそろえるほか、紅茶・フレーバーティーは独自の「ペニンシュラブレンド」や化粧缶入り紅茶など約40種類を販売。茶葉は計量販売にも対応する。物販はほかに、XO醤や焼き菓子、ジャム、ワインなど。

 店内では、同ホテル・パティシエのオリジナルレシピを日本で再現したものなど約10種類のデザートも提供。本国でも人気の「マンゴープリンスペシャル」(1,260円)をはじめ、「メロンゼリーと杏仁豆腐」(735円)、「キャラメルムース プーアル茶ゼリー添」(577円)などのメニューが並ぶ。

 現在店頭ではオープン記念の「ペニンシュラお楽しみ袋」(5,250円~26,250円)を販売中。今後は季節限定のスイーツやティー雑貨などの販売も予定している。営業時間は11時~20時(年内無休)。

 1928年に創業した「ザ・ペニンシュラホテル」は香港で最も古い歴史を持つとされる世界有数の高級ホテル。日本では地上24階建て、客室数300を超える「ザ・ペニンシュラ東京」が今秋開業する。同ホテルブランドの国内販売は、食品・菓子輸入販売の日食(本社=大阪市)が手がける。

ペットボトル入り茶系飲料、「お~いお茶」「生茶」が人気

インターワイヤードは4月27日、ペットボトル入り飲料に関してアンケート調査した結果を発表した。

インーネット上で、男女6477人にどのようなペットボトル入り飲料を飲むか尋ねたところ、「日本茶」という回答が74.6%で最も多く、「烏龍茶」が53.5%でこれに次いだ。

 「スポーツドリンク」(49.1%)や「ミネラルウォーター」(46.6%)に比べ、茶系飲料の人気の高さがうかがえた。茶系飲料はこのほか「紅茶」(42.5%)、「ブレンド茶」(39.9%)、「麦茶」(29.8%)、「中国茶」(23.5%)、「健康茶」(16.8%)の順で続いた。

 性別でみると、男性は女性に比べ、日本茶、烏龍茶、麦茶などを飲むと回答する割合が高く、女性はブレンド茶や中国茶、紅茶、健康茶を飲むと回答する割合が高かった。

 これらペットボトル入りの茶系飲料を飲む人に、一番好きな銘柄を尋ねたところ、「お~いお茶(伊藤園)」という回答が20.3%で最も多かった。以下「生茶(キリンビバレッジ)」(15.4%)、「爽健美茶(日本コカ・コーラ)」(14.1%)と続いた。

 男性では「お~いお茶」「生茶」「伊右衛門(サントリー)」の順で人気があり、女性は「爽健美茶」がトップで、以下「お~いお茶」「生茶」と続いた。

 調査は2007年3月22日―29日の期間に実施した。回答者の性別内訳は男性40.3%、女性59.7%。年齢は30歳―40歳代が65.1%を占める。平均年齢は男性が42.6歳、女性が37.6歳。

本格中国茶「一茶一坐」日本展開

 上海で大人気の中国茶カフェ「一茶一坐(イーチャイーヅォ)」。日本でのライセンスを取得した(株)タスメイト代表取締役社長兼CEOの青島邦彰氏が、東京・渋谷ロフトに1号店をグランドオープンしたのは2006年9月。以来、仕事に明け暮れているが、忙中閑のひととき、青島社長に話を伺った。

 ―― 外食産業との関わりは深いですね。

青島 これまで(株)クーニーズ・アソシエの代表取締役として、全国200店以上のカフェ、レストランの店づくりに関してトータルプロデュースしてきました。日本で新しい外食産業の核をつくり、FC展開したいという願望から、中国流通業のトップクラスの頂新グループと接触。そこで、台湾から始まって上海で生まれ変わり、クラシックな中国茶の世界を現代風にアレンジした中国茶カフェ「一茶一坐」の日本国内での展開に踏み切ることにしました。

―― 渋谷ロフト店は、開放的な吹抜けと自然採光を活かした温かみのあるモダンな空間ですね。

青島 店舗面積は195m²で、客席数は102席です。店内はティーバー、ラウンジ、インターネット・プライベートスペース、メーンダイニングの4つのコンセプトで仕切られていて、1人でもグループでも、また年齢に関係なく、入りやすい雰囲気づくりに配慮しています。古い筆文字の表示、新しいガラスのデザインが融合し、シンプルな店づくりを心がけました。

―― メニューにどんな特徴があるのですか。

青島 百貨店でもほとんど販売していない本格中国茶を気軽に楽しめます。「皮旦豆腐のソースがけ」(350円)などの前菜、「黒色の特製酢豚 黒酢風味」(700円)などの炒め物、スープ、カレー、麺・飯、蒸し料理、点心、サラダなどフードが80品目、スイーツなどデザートが25品目、ドリンク類は中国茶、薬膳茶、ティーアルコールなど100品目と充実しています。茶葉を見ながら飲めるガラスのオリジナル茶器なども揃えています。ランチセットの一人鍋スタイル「BAO」(健康定食)は900円を標準にしており、全体の客単価は1500円で、月商は1800万円を目指しています。
 店内のスタッフには、中国で認定された「茶芸師」中級の資格を持つ女性2人がおります。中国茶葉は煎じて飲むだけでなく、食して健康になります。野菜やフルーツでアレンジした中国茶のデザートドリンクも楽しめます。「一茶一坐」で扱う中国茶は、リラクゼーションとしても効果があり、脂肪燃焼にも役立ちます。21世紀における「中国茶カフェチェーン」の輝けるブランドに成長したいと思っています。

―― 多忙なようですが、オフタイムはどんな過ごし方を。

青島 3日あれば海外旅行に出かけます。昔はアメリカやヨーロッパが多かったですが、最近はアジア方面ですね。趣味はゴルフとサーフィン。ゴルフもサーフィンも最近は行けなくなりましたが、サーフィンではハワイ、インドネシアによく行きました。国内では、九州出張の際は楽しみにしていました(笑)。

 中国で大人気の中国茶カフェ「一茶一坐」が日本でも楽しめるのは嬉しいですね。

珍しい中国茶葉レストラン

新宿タカシマヤ6階に、中国茶の茶葉を使った料理を中心に提供するチャイナティーサロン「茶語(Cha Yu)」が、4月5日にオープンした。経営するのは、茶葉の専門商社である日本緑茶センター。新宿タカシマヤのリニューアルの一環で、新コンセプトを打ち出してリニューアルした。「中国茶が定着してきたので、次の段階として、より上質、本物の楽しみ方を提案したい」(同社広報・瀬田裕士氏)という狙いだ。

柱の一つが、茶葉を使った料理。フードメニュー10種類のうち5品が茶葉を使った料理だ。その一つ、「凍頂烏龍茶の餡かけご飯」(1470円)は、ウーロン茶の茶葉を粉状にして使っている。ほかに「龍井(ろんじん)茶葉カレー」(1260円)や「茉莉花茶風味のエビ雲呑麺」(1470円)などのメニューがある。

デザートも10品のうち5品が茶葉入り。「マンゴープリン」など定番の中華デザートと共に、「中国紅茶のチョコレートムース」(525円)、「キンモクセイと烏龍茶のスコーンセット」(578円)などの茶葉スイーツが並ぶ。

中国茶は常時40種類以上をそろえ、茶葉の種類によって急須などの茶器を変えるなど、よりこだわった楽しみ方の提案も行っている。

日経レストランより

中国茶教室

世界的な陶磁器産地の中国・景徳鎮の歴史を約130点の作品でたどる「景徳鎮千年展」(県立萩美術館・浦上記念館、朝日新聞社など主催)。開催中の同館では15日、中国茶教室が開かれた。
  
 山口市本町1丁目の中国茶専門店・清風茶房が担当した。店の武谷哲宏さん(35)の指導で、10グラム(1回分)5000円の品種など5種類のウーロン茶を中国の茶器を使いながら入れて、香りと味を楽しんだ。景徳鎮の器で樹齢千年の木からとれたプアール茶を入れるサービスもあった。

 教室は28日と5月20日もある。定員20人で電話(0838・24・2400)での予約が必要。料金は鑑賞券のほかに800円。

 同展は6月17日まで。月曜休館(4月30日は開館)。日曜日は午前11時から1時間、学芸員が展示解説するギャラリーツアーも行っている。

朝日新聞より