中国茶ニュース
中国茶プーアルブーム、いよいよ過熱、。
プーアル茶は、古い時代の茶葉の形状が残されたお茶である。
お茶は、明代までは茶葉を固めたものが主流であった。日本にお茶が伝わった時も「団茶」と呼ばれたように、固められたお茶だった。
いれ方は、宋代以前は茶葉を崩して煮出すいれ方が主流であった。宋代に入ると、崩した茶を茶臼や薬研のようなもので粉にし、茶碗に入れ、お湯を注ぎササラで攪拌して飲むことが主に行われるようになった。この時代に日本にお茶が伝えられたので、茶道でのお茶のいれ方となって残っている。
明の初代皇帝・洪武帝が、茶を固めるために労働力が過重になるので、この製法を禁止する令を出したことから、茶葉は「散茶」と呼ばれる現在のリーフの状態で作られることが主流になっていく。しかし、雲南省、湖南省、湖北省などでは、固められたお茶(「緊圧茶」などといわれる)が現在まで残ってきた。
この「過熱」の源は、二つあると考えられる。「健康志向」と「投機志向」である。どちらも、「豊かさ」とは切り離せない。この過熱も、中国の成長エネルギーを象徴するものの一つといえる。