中国茶と中国茶よもやま話
中国から見た中国と日本の違い

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北京で静岡茶販売 本目浅吉商店(静岡)

 製茶問屋の本目浅吉商店(静岡市葵区、本目滋社長)は昨年末から、お茶発祥の国とされる中国・北京で静岡茶の販売を始めた。日本国内でリーフ(茶葉)の消費が低迷している中、経済成長が著しい中国の富裕層をターゲットに販路拡大を目指す。

 同社製造の静岡茶が農水省の本年度農林水産物等海外販路創出事業の「おいしいニッポン北京プロジェクト」に採用され、昨年12月22日から、北京で最も富裕層が集まる高級デパート「新光天地」の常設売り場で玉露や高級せん茶、玄米茶、粉末茶など7種類の静岡茶の販売を始めた。

 買い物客に試飲を勧めたところ、特に高級せん茶と玄米茶が関心を集めたという。

 これまでも北京の茶専門店で同社の静岡茶を販売していた本目社長は、中国市場の可能性について「多種多様なお茶を飲む文化を持つ中国人は静岡茶をたしなむ抵抗感が全くない。おいしささえ認められれば、必ず売れる」とみる。中国では、旧正月前のこれからが贈答品需要の最も高まる時期に当たるため、同社は社員を現地に派遣し、一層の売り込みを図る。

 ただ、おいしく飲むためには湯冷ましが必要な静岡茶の入れ方に対し、「熱湯で入れられる中国茶よりも複雑」との指摘も少なくないという。本目社長は「中国で日本茶文化とおいしい入れ方を広める一方、中国流の入れ方と飲み方に適した静岡茶の開発も必要」と課題を挙げた。

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