中国茶と中国茶よもやま話
中国から見た中国と日本の違い

中国茶の淹れ方

専用茶器無しで、中国茶を楽しむ工夫

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 中国茶には専用の茶器がありますが、専用の茶器がないからといって、わざわざ揃える必要はありません。

 中国茶にあまり親しみが無いという方は、まず中国茶に触れてみることが大切です。ご紹介している飲み方には、邪道と思われる点もあるかもしれませんが、中国茶を飲んでみようという時に活用していただける手軽な方法ですので、是非お試しください。

◆マグカップ1個で楽しむ中国茶

  マグカップだけで中国茶を淹れて飲んでしまおうという、とてもお手軽な方法をご紹介します。少し大きめのマグカップ(厚みのないコーヒーカップやティーカップはおすすめしません)に茶葉を入れてお湯を注ぐだけ。

 まるでカップラーメンの様ですがこれで充分。茶葉が開くのを待ってそのままいただきます。

  茶葉が口に入って飲めないのでは?と思われるかもしれませんが、中国茶の茶葉は日本茶やヨーロッパの紅茶と違いとても大きいので、茶葉が開く頃には湯の下に沈んでしまうのです。もし口の中に入ってしまっても大丈夫。そのまま食べても構いません(余談ですが、中国茶をチャーハンやスープ、炒め物などの具材として使用する料理もあります)。

 もちろん、茶葉が底に溜まっているので最後まで飲み干すことはできませんが、そこは中国茶の「何回も淹れられる」特性を生かして、湯を継ぎ足してしまえばいいのです。

  おすすめは、茶葉が大きなものですが、マグカップで茶を淹れることを前提とした茶漉し付のマグカップもあるので、そういったものであれば茶葉が小さいものでも美味しく飲めます。茶葉が入ったまま飲むのはやはり抵抗があるという方は、こういったものを使うのもよいと思います。

◆茶葉を淹れる時間も楽しもう、ゆとりある時間でリラックス

  中国茶の楽しみは香りや味だけではありません。といっても、日本の茶道のように洗練された形式や作法、茶道に似た「茶芸」のことを言っているわけでもありません。茶葉を用意し湯を注ぎ、茶葉が開いて飲んで味わうまでの数分間、ほんの少し茶葉に興味を向けてみるだけで楽しみがぐんと広がるのです。

  例えば、茶器を温めるまでの時間をしっかりとると、美味しくはいるだけでなく、気持が落ち着いてリラックスもできます。また、ガラスの茶器を使うのも良いでしょう。湯を注いで茶葉が開くまで、湯の中をゆっくり上下するようすを眺めるだけで、さらに心が落ち着き、癒されます。入ったお茶をすぐに飲むのではなく、先に香りを楽しむと、お茶の風味をより堪能できます。専用の茶器を使った淹れ方を知らなくても、ちょっとした工夫やゆったりした時間を享受することで、中国茶がもっと楽しくなります。

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