中国茶と中国茶よもやま話
中国から見た中国と日本の違い

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中国茶、生産量第1位の省は?

  香ばしく爽やかな中国緑茶、茉莉花の香りが漂うジャスミン茶、芳醇な味わいの烏龍茶など、中国のお茶は多彩で、中国旅行のお土産として買い求める人が多い。品種も価格もピンからキリまで、高級なものではグラム単価で金の重さより高額なものさえある。

  そんな中国茶の生産量が年々増加している。2005年の中国の茶の総生産量は93.5万トン、過去10年間で2倍近くまで増産されている。その背景には国際的な需要が高まっていることが挙げられる。

  「碧螺春」や「鉄観音」など、中国のお茶は名前だけ聞いても、どこで栽培されているのか意外と分かりにくい。そんなお茶の生産量中国一の省を探ってみた。

  【中国で最も茶の生産量が多い省は福建省】 

  国家統計局によれば、福建省の2005年の茶の生産量は18.5万トンで、中国一の生産量を誇る。武夷山は有名で、かつては皇帝しか飲むことが出来なかった「大紅袍」など、古来より茶の名産地。

  そして高級緑茶「龍井」で有名な浙江省が14.4万トン、プーアル茶に代表される雲南省の11.6万トンと続く。湖北省や安徽省、四川省も銘茶の郷だ。

  現在お茶は健康飲料として、世界中で飲まれている。年間の消費量はおよそ300万トンといわれ、中国はその3分の1を生産している。輸出量も28.7万トンでインドについで世界第2位、最大の貿易相手国は日本だが、モロッコやモーリタニア、ガーナなどアフリカ諸国への輸出が目立つ。

  「茶は南方の嘉木なり」、陸羽が書いた中国最古の茶の文献の冒頭である。中国南方を原産とする珍しい植物が、現在では遠くアフリカの人々にも愛されている。

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