中国茶の淹れ方
ボトルや缶の烏龍茶では肝心の香りが楽しめない
日本ではペットボトルや缶の烏龍茶が多く出回っていて、そういった烏龍茶を飲み慣れている方は茶葉で淹れた烏龍茶の香りに驚かれるのではないでしょうか。中国は種類に拘わらず、いずれも香りに重点がおかれます。確かに日本茶も香りを大切にしますが、それは中国茶程ではないようです。
ペットボトルや缶の烏龍茶では、この肝心の香りを楽しむことができません。ボトルや缶の烏龍茶も手軽で便利ではありますが、是非、茶葉で淹れた烏龍茶を飲んでみてください。
飲むこと以上に香りを楽しむ中国茶には、聞香杯(もんこうはい・ウェンシアンペイ)と呼ばれる茶器があります。これは茶杯(ちゃはい・チャーペイ)とセットになっていて、香りを楽しむためのものです。聞香杯は縦に長く、飲むには適していない事が分かりますが、これに一煎目の茶を注ぎ、茶杯にその茶を注ぎ、聞香杯を鼻に近づけ、器に残った茶の香りを楽しみます。中国茶は一煎目の香りが一番いいので、香りをじっくり楽しむのは一煎目のみです。
(執筆者:豊島みずえ)
ゆったりとした気持ちで淹れる中国茶の香り。とても豊かな気持ちになりますね。
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