中国茶の文化
皇帝のお茶
「茶館」は老舎先生の代表作の一つである。老舎先生は早くから中国新旧社会の変遷史を執筆したいと思っており、あれこれ考え茶館という場所を選んだ。
茶館は多彩な人物が集まるので、一つの大きな茶館は、一つの小さな社会なのである。
老舎先生執筆の「茶館」は大評判になった。俳優達はお茶を飲むのが好きになったばかりではなく、「茶館」を見て夢中になった観衆もまた、茶館へ行くことを一種の高尚な趣味と感じ、茶館の新しい客となった。
清王朝の末代皇帝愛新覚羅・溥儀氏と老社先生は共に満州族で、彼ら二人の交わりは深かったようである。
彼らはかって一緒に仕事をしたことがある。仕事が終わってから老舎は自ら溥儀を家まで送り、溥儀は老舎を引き留め、一緒に茶の味を味わいながら話を交わしてことがよくある。
あるとき、老舎は溥儀に「あなたは皇帝の時、どんなお茶を飲んでいましたか。」と尋ねてみた。溥儀は「清の宮廷の生活習慣では、夏は常に龍井茶を飲み、冬はプァール茶を多く飲んでいました。」と答えたそうである。
中国の皇帝もお茶を飲むことを好んだようである。
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